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MBTIがコロコロ変わる理由5選!人気の心理診断について徹底解説!!

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MBTI診断は、自己理解や他者理解のために世界中で利用されている心理診断ツールです。

しかし、時には結果が変わることがあります。その背景にはどのような理由があるのでしょうか。

今回は、MBTIの結果が変わる5つの理由と、その特性を深く掘り下げてみましょう。

忙しい方向けに、本記事の内容を私がまとめると以下の通りです。

MBTIの結果が変わる理由:

状況による自己認識の変化

診断時の理解度

成長と発達

心理状態の変動

診断ツールの限界

MBTIがコロコロ変わる理由1: 状況による自己認識の変化

MBTIがコロコロ変わる理由の一つ目は、状況による自己認識の変化です。

人は日々変化する環境や経験によって、自分自身を異なる角度から見ることがあります。例えば、仕事で成功を収めた後には、自信に満ちた自己認識が強まり、MBTIの結果もそれを反映して「外向的」や「直感的」などの特性が出やすくなることがあります。

逆に、失敗や挫折を経験した時には、内省的で慎重な側面が強調され、「内向的」や「感覚的」な結果が出ることもあります。また、リラックスした休暇中には、普段は見過ごされがちな特性が顕著になり、異なるタイプが示されることもあります。

このように、MBTIの診断結果は、その時々の心理的な状態や状況によって変動することがあるのです。自己認識は流動的であり、MBTIのタイプもそれに応じて変わることがあるということを理解することが重要です。ですから、MBTIの結果を一つの参考として捉え、自己理解を深めるためのツールとして活用することが推奨されます。

MBTIがコロコロ変わる理由2: 診断時の理解度

MBTIの結果が変わる一つの理由として、診断時の理解度が挙げられます。MBTIは自己報告式の質問に基づいており、個人がその時点での自己認識に基づいて回答するため、理解度や自己認識の違いが結果に影響を与えることがあります。

診断を受ける際には、質問の意図や自分の行動パターン、価値観について深く理解している必要があります。しかし、質問の解釈に誤りがあったり、その日の気分や状況によって回答が変わったりすることもあります。また、自己認識が不確かであったり、自分に対する理解が浅い場合、異なるタイプが示されることがあります。

さらに、MBTIはあくまで自己理解のツールであり、性格を固定的に分類するものではないため、時間と共に人の自己認識が変化することも結果の変動に寄与します。したがって、MBTIの結果は一つの参考情報として利用し、自己理解や人間関係の改善に役立てることが重要です。診断を受ける際には、正直かつ直観で回答し、できるだけ「中立」の回答は避けることが推奨されています。

MBTIがコロコロ変わる理由3: 成長と発達

MBTIの結果が変わる理由の一つとして、「成長と発達」が挙げられます。

人は年齢を重ねるごとに、経験を積み、価値観や行動パターンが変化します。この成長と発達によって、自己理解が深まり、MBTIのタイプが再定義されることがあります。

具体的には、以下の点が考えられます。

心理機能の発達

年齢や経験により、心理機能が発達し、自己理解が深まると、以前とは異なるタイプに該当することがあります1

自己の価値観や優先順位の変化

年齢を重ねるにつれて、自己の価値観や優先順位が変化し、それがMBTIの結果に影響を及ぼすことがあります1

社会的役割の変化

職業や家庭環境など、社会的役割の変化が性格に影響を与え、MBTIの結果が変わることがあります。

これらの変化は、MBTIの結果が一時的なものであることを示しており、人生の様々な段階で自己理解を深めるためのツールとして利用することが推奨されます。MBTIは、その瞬間の自己を表すスナップショットとして捉え、成長と発達の過程での自己理解の手助けとなるものです。

MBTIがコロコロ変わる理由4: 心理状態の変動

MBTIの結果が変わる理由の一つとして、心理状態の変動があります。

これは、人の心理状態が日々変化するため、異なる時点でMBTIを受けると、結果が変わることがあるということです。ストレスが溜まっている時や感情が高ぶっている時に受けた結果と、リラックスした状態で受けた結果は異なることが多いです。

例えば、ストレス状態では感情的な判断を優先する傾向があり、リラックス状態では冷静な判断を優先する傾向があります。このような心理状態の変動は、MBTIの診断結果に影響を及ぼす可能性があります。したがって、MBTIは一部の自己理解ツールであると認識し、結果に一喜一憂せず、その時々の自分を理解する一助とすることが重要です。

また、MBTIの診断結果が変わる可能性を理解して正しく活用する方法として、診断結果の50%前後のタイプを確認することが推奨されています。テスト結果における各指標(E-I、S-N、T-F、J-P)のスコアが中間(50%)近くである場合、その人はその両側の特性をバランス良く持っている可能性があります。

例を挙げると、以下のような表が考えられます。

状態 タイプの傾向
ストレス状態 感情的な判断を優先
リラックス状態 冷静な判断を優先

この表は、心理状態によるMBTI結果の変動を示しています。このように、MBTIは自己理解のためのツールとして有用ですが、その結果は変動するものと理解し、柔軟に対応することが求められます。

MBTIがコロコロ変わる理由5: 診断ツールの限界

MBTIの診断結果が変わる理由はいくつかありますが、主に診断ツールの限界に関連しています。

以下の点が挙げられます。

質問の解釈の違い

MBTIの質問は、個人の解釈やその日の気分によって異なる回答が出ることがあります。これにより、同じ人でも異なる結果が出ることがありま。

中間的な性格特性

多くの人はMBTIの性格タイプの境界線上に位置しており、わずかな変動で異なるタイプに分類されることがあります。特に、各軸の50%前後で結果が出る場合、小さな変化でタイプが変わる可能性が高くなります。

自己申告式の限界

MBTIは自己申告式の診断ツールであり、受けるタイミングや心理状態によって回答が変わることがあります。そのため、異なる日に診断を受けると結果が変わることがあります。

環境の変化と成長

人は時間とともに成長し、環境の変化によっても影響を受けます。これらの変化は、MBTIの結果に反映されることがあります。

診断ツールの設計

MBTIのような性格診断ツールは、人間の複雑な性格を完全に捉えることはできません。そのため、診断結果はあくまで一時的なものであり、人の成長や変化を完全には表現できないという限界があります。

これらの理由から、MBTIの診断結果が一貫しないことがあります。しかし、MBTIは自己理解のツールとして有用であり、結果が変わることを理解した上で、柔軟に活用することが推奨されています。診断結果は自己の特性を考える一つのきっかけとして利用すると良いでしょう。

MBTIがコロコロ変わるに関する実体験エピソード

私が学校でMBTI診断を受けた時のエピソードです。

最初に受けた時、私は「ENFP」タイプと診断されました。クリエイティブで社交的な性格だと思っていたので、納得のいく結果でした。しかし、期末試験の準備で忙しい時期に再度診断を受けたところ、「ISTJ」タイプと出たのです。これには驚きました。試験に向けて集中していたため、内向的で計画的な側面が強調されたのかもしれません。

また、大学進学後、新しい環境と友人関係に慣れる過程で、自己理解が深まり、再びMBTI診断を受けたところ、「ENFJ」タイプという結果になりました。人々を助け、影響を与えることに喜びを感じるようになっていたからです。

これらの経験から、MBTIの結果が変わるのは、その時々の状況や心理状態、成長の過程によるものだと実感しました。MBTIは自分を知る一つの手段ですが、結果に固執するのではなく、変化を受け入れながら自己理解を深めていくことが大切だと学びました。ですから、MBTIの結果がコロコロ変わることに対しても、柔軟に対応することが重要です。

MBTIがコロコロ変わる理由5選!人気の心理診断について徹底解説!!まとめ

MBTIの結果が変わる理由は多岐にわたります。

自己認識の変化、診断時の理解度、成長と発達、心理状態の変動、そして診断ツールの限界が主な要因です。これらの理由を理解することで、MBTI診断をより有効に活用することができるでしょう。

MBTIは自己理解の一助となるツールですが、結果に固執せず、柔軟な姿勢で接することが重要です。

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MBTIラボ編集長
2015年から心理学を学習。心理カウンセラー資格取得。 現在は16type診断やMBTIについて専門とする「MBTIラボ」を運営中。 自身のMBTIの診断結果はINFJ(提唱者)
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