MBTIの色分けとは?性格タイプを色で表現する方法について徹底解説!
MBTIの色って何か意味があるんでしょうか?
結論、特別な意味はないです。
ただ、それぞれのグループが持つ大きな特徴に対してイメージカラーを設定して認識しやすくしているため、
なぜその色なのか?という理由はある程度理解することができます。
今回の記事では、それぞれの色がもたらす効果やその色をついつい選ぶ人の心理傾向を主に解説しますよ!
MBTIの16タイプのグループ別カラー
16personalitiesでは4つの性格タイプの分類(グループ)ごとにイメージカラーが設定されています。
グループ | カラー | 性格傾向 | タイプ |
---|---|---|---|
分析家(_NT_型) 合理主義者 タイプ | パープル | 論理的、戦略的に行動する | INTJ(建築家) INTP(論理学者) ENTJ(指揮官) ENTP(討論者) |
外交官(_NF_型) 理想主義者 タイプ | グリーン | 調和や強調性を重んじる | INFJ(提唱者) INFP(仲介者) ENFJ(主人公) ENFP(運動家) |
番人(_S_J型) 保護者 タイプ | ブルー | 責任感があり、安定性を求める | ISTJ(管理者) ISFJ(擁護者) ESFJ(領事) ESTJ(幹部) |
探検家(_S_P型) 職人 タイプ | イエロー | 自由や即興性など楽しさを優先する | ISTP(巨匠) ISFP(冒険家) ESTP(起業家) ESFP(エンターテイナー) |
MBTI診断自体は、人間の性格を16種類に分類する心理学的な理論です。
16個に分類された性格タイプを4つの文字で表しますが、
INTJやESFPなどの文字だけでは、自分の性格タイプの特徴や相性を覚えにくいことがありますよね。
そこで16personalitiesでは、思考や性格が近いタイプを同じ色で分類してよりイメージしやすいようにしています。
でも、どんな基準で決まってるんですか?
どんな理由で色が決まっている?
このタイプ別の配色自体はあくまでもその性格から連想されるイメージで決められています。
そのため、補助としての役割です。
ただし、色は人の心理にとても影響が大きいものです。
この後のセクションでは、
4つのカラーが人にもたらす心理や
あなたがこの色を選ぶ時の心理状態などを合わせて説明していきます。
分析家が紫色(パープル)である理由
直観(N)と思考(T)が共通している分析家タイプは論理的で戦略家。
以下のタイプが該当します。
INTJ(建築家)、INTP(論理学者)、ENTJ(指揮官)、ENTP(討論者)
プロジェクトのリーダーを務めるような計画性を持ち合わせており、
合理的かつ、どこか神秘的な印象がパープルというイメージにぴったりですね。
- 創造性と想像力の刺激: 紫は創造性を引き出し、アーティスティックなインスピレーションを与える
- 神秘性と精神性: 紫はスピリチュアルな成長を促し、瞑想や内省に適した色
- 個性を大切にする: 独自性を重んじ、他人とは異なる考え方や生き方を求める
- 感受性が豊か: 感情が深く、芸術や精神的な事柄に興味を持つことが多い
- 内省的で洞察力がある: 自分自身や他者の深層心理を探求することに興味がある
外交官が緑色(グリーン)である理由
直観(N)と感情(F)が共通している外交官タイプは、共感力が高く理想主義です。
人間関係を重視し、他者の成長をサポートする点においてグリーンがぴったりです。
ゲームで回復アイテムやサポートキャラもこの色が多いイメージ!
16タイプでは以下のタイプが該当します。
INFJ(提唱者)、INFP(仲介者)、ENFJ(主人公)、ENFP(運動家)
- リラクゼーションとバランス: 緑は自然を連想させ、リラックスや安らぎをもたらす
- 成長と調和: 新しい始まりや成長を象徴し、調和を感じさせる
- 健康と癒し: 緑は治癒力があるとされ、身体的および精神的な健康を促進する
- 調和を重視する: 平和主義であり、他者との調和を求める傾向がある
- 現実的で安定を求める: 物事を実際的に考え、安定した生活を好む
- 思いやりがあり優しい: 他人を思いやる気持ちが強く、支援的な態度を取る
番人が青色(ブルー)である理由
感覚(S)と判断(J)が共通している番人タイプは、安定性・誠実さがあります。
これらのタイプは秩序や安定を好み、社会の規範を重んじる傾向があります。
落ち着いたブルーは「番人型」にふさわしいカラーですね。
ビジネス系の色も青系が多いのは信頼感を演出するためですね
16タイプでは以下のタイプが該当します。
ISTJ(管理者)、ISFJ(擁護者)、ESFJ(領事)、ESTJ(幹部)
- 信頼感と落ち着き: 青は信頼性や安定性を象徴し、心を落ち着かせる効果がある
- 冷静さと集中力: 青は精神をクリアにし、集中力を高める色とされている
- 信頼性が高い: 誠実で信頼できる人と見られることが多い
- 冷静で思慮深い: 感情を抑え、理性的に行動する傾向がある
- 組織的で計画的: 秩序を重んじ、計画的に物事を進めるのが得意
探検家が黄色(イエロー)である理由
感覚(S)と判断(J)が共通している番人タイプは、自由、冒険、即興性を重視します。
4つのカラーの中でも唯一の暖色であり、(赤や黄色・オレンジなどの赤みが感じられる色)
活力、楽しさ、自由を象徴する色である黄色は「探検家型」の特性をよく表しています。
特に前向きで活発な印象がピッタリですね
16タイプでは以下のタイプが該当します。
ISTP(巨匠)、ISFP(冒険家)、ESTP(起業家)、ESFP(エンターテイナー)
- 幸福感とエネルギー: 黄色は楽観的で明るい気持ちを引き起こし、エネルギーを高める
- 知性と創造性: 黄色は知的活動を促進し、アイデアや思考を刺激する
- 注意を引く: 明るく目立つ色であり、注意を引く効果がある
- 楽観的で陽気: 明るい性格で、前向きな考え方を持っている
- 社交的で快活: 他者とのコミュニケーションが得意で、人と交流することが好き
- 好奇心旺盛: 新しいことを学ぶことや挑戦することを楽しむ
MBTI色分けの色分けの提唱者と意味
色分けはいくつかの異なるモデルでも提唱されているので、少しだけ紹介します。
デイビッド・カースィ(David Keirsey)の色分け
デイビッド・カースィは、MBTIの赤、青、緑、橙色の色分けを提唱しました。
彼のテンパラメント理論に基づいており、以下のように分類されます。
赤色: ESTP(企業家タイプ)、ESFP(エンターテイナータイプ)、ENTJ(コマンダータイプ)、ENFJ(教育者タイプ)
青色: INTJ(アーキテクトタイプ)、INFJ(アドボケートタイプ)、ISFJ(ディフェンダータイプ)、ISFP(アドベンチャー)
緑色: ISTJ(ロジスティシャンタイプ)、ISTP(バーチャオーソ)、ESTJ(エクゼクティブタイプ)、ESFJ(領事タイプ)
黄色: ENTP(討論者タイプ)、ENTJ(コマンダータイプ)、ENFP(運動家タイプ)、ESFP(エンターテイナータイプ)
リンダ・ベレンズ(Linda Berens)の色分け
リンダ・ベレンズは、インタラクション・スタイルの色分けを提唱しました。彼女のモデルでは、MBTIの16のパーソナリティタイプがさらに詳細に分類されています。
まとめ
種類が多く混乱しがちな16タイプですが色を参考にするとその性格の傾向がイメージしやすくなります。
グループ | カラー | 性格傾向 | タイプ |
---|---|---|---|
分析家(_NT_型) 合理主義者 タイプ | パープル | 論理的、戦略的に行動する | INTJ(建築家) INTP(論理学者) ENTJ(指揮官) ENTP(討論者) |
外交官(_NF_型) 理想主義者 タイプ | グリーン | 調和や強調性を重んじる | INFJ(提唱者) INFP(仲介者) ENFJ(主人公) ENFP(運動家) |
番人(_S_J型) 保護者 タイプ | ブルー | 責任感があり、安定性を求める | ISTJ(管理者) ISFJ(擁護者) ESFJ(領事) ESTJ(幹部) |
探検家(_S_P型) 職人 タイプ | イエロー | 自由や即興性など楽しさを優先する | ISTP(巨匠) ISFP(冒険家) ESTP(起業家) ESFP(エンターテイナー) |
ぜひ参考にしてくださいね!