INFP(仲介者)

INFPがADHDっぽいと思われる理由10選!仲介者タイプについて徹底解説!!

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MBTIの中でも特に独特な個性を持つINFPタイプですが、その行動や思考パターンがADHD(注意欠陥・多動性障害)の特徴と重なることがしばしば指摘されます。

今回は、INFPがADHDっぽいと思われがちな理由を10点挙げ、それぞれについて詳しく解説していきます。

INFPの深い内面と、その表に出る行動の背景に迫り、誤解を解き明かすことで、INFPの方々の理解を深めることを目指します。

忙しい方向けに、本記事の内容を私がまとめると以下の通りです。

  • INFP(仲介者)はMBTIの中でも特に独特な個性を持つタイプで、その行動や思考パターンがADHD(注意欠陥・多動性障害)の特徴と重なることが指摘されている。
  • INFPがADHDっぽいと思われる理由を10点挙げ、それぞれについて詳しく解説している。
  • INFPの夢見がちな性格は創造性や独創性の源泉であり、他者との深い共感を持つ特性でもある。

…etc

INFPがADHDっぽいと思われる理由1.夢見がちな性格

夢見がちな性格とは、INFPが持つ独特の特性の一つです。

INFPは内向的直感型であり、内面の世界に深く没頭し、理想や夢を追い求める傾向があります。彼らは現実よりも理想を重んじ、しばしば頭の中で完璧なシナリオを描いています。このような性格が、外部から見ると注意散漫や集中力の欠如と誤解されることがあり、ADHDの症状に似ていると捉えられることがあります。

しかし、INFPの夢見がちな性格は、彼らの創造性や独創性の源泉です。彼らは現実の制約に縛られることなく、自由な発想で物事を考えることができ、それが独自のアイデアや芸術作品を生み出す力となっています。また、INFPは自分の内面に誠実であり、自分の価値観や信念に基づいて行動することを大切にしています。

この夢見がちな性格は、INFPが他者と深い共感を持って接することができる理由でもあります。彼らは他人の感情や動機を理解し、それに対して深い共感を示すことができるのです。そのため、INFPは友人や家族との関係を大切にし、信頼できる相談相手となることが多いです。

INFPが夢見がちな性格であることは、彼らの豊かな内面と創造性を反映しており、ADHDとは異なる価値ある特性です。この特性を理解し、適切にサポートすることで、INFPはその才能を最大限に発揮することができるでしょう。また、INFP自身も、この特性を自己理解と成長のための貴重な資源として活用することが重要です。夢見がちな性格を持つINFPは、その想像力を活かして、多くの可能性を秘めた未来を切り開いていくことでしょう。

INFPがADHDっぽいと思われる理由2.計画性の欠如

INFP型の人がADHDのように見られる理由の一つとして「計画性の欠如」が挙げられます。

INFP型の人は、内向的感情 (Fi) と外向的直感 (Ne) を主要な心理機能として持っており、これらの特性が計画性を欠く行動につながることがあります。

内向的感情 (Fi) は、個人の価値観や感情に基づいて物事を判断するため、INFP型の人は自分が興味を持つことには非常に集中できますが、それ以外のことには注意が散漫になりやすいです。また、外向的直感 (Ne) は新しい可能性を追求することに喜びを感じるため、一つのことに長時間集中するのではなく、次から次へと新しいアイデアや興味に飛びつく傾向があります。

この結果、INFP型の人は計画を立てることが苦手であったり、計画通りに物事を進めるのが困難であると感じられることがあります。日常生活においては、スケジュール管理が難しかったり、タスクの優先順位付けに迷ったりすることが多いです。また、細かいディテールに注意を払うのが苦手で、ケアレスミスが多くなることもあります。

しかし、このような特性は、INFP型の人が持つ独創性や発想力の源泉でもあります。彼らは日常的なルーティンや細かい計画に縛られることなく、自由な発想で創造的なアイデアを生み出すことができるのです。

以上の点から、INFP型の人がADHDのように見られることがある「計画性の欠如」は、彼らの心理機能の特性と深く関連していると言えるでしょう。それは彼らの強みでもあり、同時に日常生活における課題でもあります。

INFPがADHDっぽいと思われる理由3.集中力の波

INFPのタイプがADHDのように見られる理由の一つとして、「集中力の波」が挙げられます。

これは、INFPが持つ特定の心理機能とADHDの特徴との間に共通点があるためです。

内向的感情 (Fi)

INFPは自分の内面の価値観や感情に基づいて物事を考える傾向があります。これにより、自分にとって意味のあることには深く没頭できる一方で、興味のないことには注意が散漫になりやすいです。

外向的直感 (Ne)

INFPは多くの可能性を探求し、新しいアイデアに飛びつくことが多いです。これにより、一つのタスクに集中するのではなく、次から次へと新しい刺激を求めるため、集中力が一定せず波があるように見えます。

日常的なタスクへの不注意

INFPは日常的なタスクや細かい作業に対して注意を払うのが苦手で、これはADHDの不注意の特徴と重なります。そのため、INFPは集中力が続かないかのように見られることがあります。

これらの特徴は、INFPがADHDのように見られる理由の一部を説明しています。しかし、これらはあくまで傾向であり、INFP全員がADHDの特徴を持っているわけではありません。また、ADHDの診断は専門家による評価が必要ですので、自己診断には注意が必要です。

INFPがADHDっぽいと思われる理由4.時間管理の苦手さ

INFP型の人がADHDのように感じられる理由の一つとして、時間管理の苦手さが挙げられます。

INFP型はMBTIの中でも特に内省的で想像力が豊かなタイプですが、これらの特性が日常生活における時間管理の難しさにつながることがあります。

INFP型の人は、以下のような特徴により時間管理に苦労することがあります:

優先順位の設定が難しい

INFP型は多くの選択肢や可能性を考慮するため、何を最優先にすべきかを決めるのが難しいことがあります。

興味のあることに集中しすぎる

INFP型は興味のある活動に深く没頭しやすく、他の重要なタスクを忘れがちです。

時間の感覚が独特

INFP型の人は、時間の流れを他の人とは異なる感覚で捉えることがあり、予定通りに物事を進めるのが難しい場合があります。

物事を先延ばしにする傾向

完璧主義や過度な自己批判により、タスクを始めるのを遅らせることがあります。

これらの特徴は、ADHDの人が時間管理に苦労する理由と重なる部分が多いため、INFP型の人がADHDのように見られることがあります。しかし、これらはINFP型の人々の創造性や独創性といった長所と密接に関連しているため、彼らの個性の一部とも言えます。

時間管理に苦労するINFP型の人は、具体的な行動計画を立てたり、タスクを小さなステップに分けたりすることで、時間をより効果的に管理する方法を見つけることができるでしょう。

また、周囲のサポートを求めたり、時間管理ツールを活用することも役立ちます。重要なのは、自分の特性を理解し、それに合った時間管理の方法を見つけることです。

INFPがADHDっぽいと思われる理由5.感情の起伏

INFPのタイプがADHDのように見られる理由の一つとして、感情の起伏が挙げられます。

INFPは感情豊かで、内面の感情に深く影響されやすい性格を持っています。この特性は、ADHDの人々が経験する感情の不安定性と重なる部分があります。

ADHDの人々は、感情をコントロールするのが難しく、感情的な反応が激しくなることがあります。例えば、些細なことで怒りや失望を強く感じたり、感情が高ぶった後に落ち着くのが難しいといった状況があります。INFPもまた、感情に流されやすく、感情の起伏が激しいことがあるため、ADHDと誤解されることがあります。

Redditのディスカッションでは、INFPの性格とADHDの特徴が重なることが指摘されています。特に、感情の調節に関する問題は、INFPの感情的な性質とADHDの特徴とが結びついていると考えられています。

感情の起伏が激しいことは、INFPが直面する課題の一つですが、これは彼らの創造性や共感力の源泉でもあります。感情を深く感じることは、人間関係や芸術的な表現において、INFPにとって大きな強みとなります。しかし、感情のコントロールが難しいことは、日常生活や人間関係において課題となることもあります。

したがって、INFPがADHDのように見られる理由の一つとして、感情の起伏が激しいことが挙げられますが、これはINFPの性格の深い理解と共感を必要とする部分でもあります。

INFPがADHDっぽいと思われる理由6.環境に左右されやすい

INFP型の人がADHDのように見られる理由の一つとして、環境に左右されやすいという特徴があります。

INFP型は内向的で直感的、感情に富み、知覚的な性格を持っているため、周囲の環境や雰囲気に影響を受けやすく、それがADHDの特徴である「注意散漫」に似ていると誤解されることがあります。

具体的には、INFP型の人は自分の興味や価値観に合致する環境では高い集中力を発揮しますが、それ以外の状況では注意が散漫になりやすく、物事に集中するのが難しくなることがあります。これはADHDの「注意欠如」の症状と似ているため、INFP型がADHDであると誤診されることがあるのです。

また、INFP型は自分の内面の世界に深く没入することが多く、外部からの刺激に対して敏感であるため、環境の変化によって気分や行動が大きく左右されることがあります。これもADHDの「多動性」や「衝動性」と混同されることがあります。

しかし、これらの特徴はINFP型の性格の一部であり、必ずしもADHDを意味するものではありません。INFP型の人々は、自分の感受性を活かして創造的な活動に従事することが多く、その柔軟性と適応性が長所となることも多いです。そのため、INFP型の特徴とADHDの症状を正しく理解し、区別することが重要です。もしADHDの診断を検討する場合は、専門家による適切な評価が必要となります。

INFPがADHDっぽいと思われる理由7.物忘れの多さ

INFPタイプがADHDのように見られる理由の一つとして、「物忘れの多さ」が挙げられます。

これは、INFPの内向的直感(Ne)が活発で、多くのアイデアや可能性を追求するため、注意が散漫になりやすいことに起因しています。INFPは、興味のあることには非常に集中できますが、それ以外の日常的な事柄や細かいディテールには注意が向きにくい傾向があります。

例えば、INFPは新しいプロジェクトや創造的な活動に没頭することができますが、その一方で、鍵をどこに置いたか、重要な会議の日時を忘れるなど、日常生活の小さなタスクを忘れがちです。これはADHDの特徴である「不注意」に似ており、物を失くしたり、約束や締め切りを守れなかったりすることがあります。

また、INFPの代替機能である内向的感覚(Si)は、過去の経験や詳細に基づいて物事を処理する機能ですが、この機能が弱いため、日常的なルーティンや習慣を維持するのが苦手で、結果として物忘れを引き起こすことがあります。

このような特性は、INFPが持つ独自の視点や創造性を豊かにする一方で、日常生活においては不便を感じることもあります。しかし、これらの特性を理解し、適切な戦略を用いることで、物忘れを減らし、生活をよりスムーズにすることが可能です。

INFPがADHDっぽいと思われる理由8.ルーティンの苦手さ

INFPがADHDのように見られる理由の一つに、「ルーティンの苦手さ」があります

INFPは新しいアイデアや可能性を追求することに情熱を持っており、日々同じルーティンを繰り返すことに飽きやすい傾向があります。以下の点が、その理由として考えられます。

変化を求める性質

INFPは外向的直感 (Ne) によって、常に新しい刺激や変化を求めます。これにより、毎日同じことを繰り返すルーティンワークに対して退屈を感じやすくなります。

柔軟性の高さ

INFPは内向的感情 (Fi) に基づいて行動するため、自分の価値観や感情に合わないルーティンには抵抗を感じることがあります。そのため、固定されたスケジュールよりも柔軟な環境を好む傾向があります。

創造性への影響

INFPは高い創造力を持ち、新しいアイデアを生み出すことに喜びを感じます。ルーティンワークはこの創造的なプロセスを妨げると感じるため、苦手意識を持つことがあります。

これらの特徴は、INFPがルーティンワークに対して苦手意識を持つ理由を説明しています。しかし、これはあくまで一般的な傾向であり、すべてのINFPがルーティンを苦手とするわけではありません。

また、ADHDの特徴と似ている部分があるとしても、INFPがADHDであるとは限らず、専門家による診断が必要です。

INFPがADHDっぽいと思われる理由9.対人関係の繊細さ

INFP型の人がADHDのように感じられる理由の一つに、対人関係の繊細さがあります。

INFP型は内向的感情(Fi)を主要な認知機能として持ち、これにより他人の感情や言動に対して非常に敏感で、共感的な態度を取ることが多いです。彼らはしばしば、他人の感情に深く共鳴し、相手の立場に立って考えることができるため、対人関係において非常に繊細な対応をします。

この繊細さは、ADHDの特徴である注意欠如と重なる部分があります。ADHDの人々は、周囲の刺激に対して注意を散漫にしやすく、それによって他人の感情やニーズに対する反応が過敏になることがあります。INFP型の人も、自分の内面の感情に強く反応するため、外部からの刺激に対して敏感になりやすく、これがADHDのような印象を与えることがあります。

また、INFP型の人は、対人関係において調和を重んじ、衝突を避ける傾向がありますが、これもADHDの特徴である多動・衝動とは対照的です。ADHDの人々は衝動的な行動を取りやすいですが、INFP型の人はむしろ、他人との関係を慎重に扱い、感情的な衝突を避けようとします。

このように、INFP型の人の対人関係の繊細さは、ADHDの特徴と一部重なり合うことがありますが、それはINFP型の人々の共感力や思いやりの深さとも関連しています。彼らは自分の感情を大切にし、他人の感情にも敏感であるため、対人関係において繊細な対応をすることが多いのです。ただし、これはINFP型の人々の個性の一部であり、ADHDとは異なるものです。INFP型の人々は、自分の感情や価値観に基づいて行動し、内なる世界を大切にする傾向があります。

INFPがADHDっぽいと思われる理由10.完璧主義の傾向

INFPがADHDのように見られる理由の一つに、完璧主義の傾向があります。

INFPは理想主義的な性格であり、自分自身や行う仕事に対して高い基準を設けることが多いです。この完璧主義は、ADHDの人々が経験する「すべてのタスクを完璧にこなさなければならない」という圧力と似ています。

ADHDの人々はしばしば、自分の仕事を過小評価したり、非現実的な標準を設定したりすることがあります。これは、学校、仕事、家庭、または人間関係において、すべてのタスクを完璧に実行しなければならないという絶え間ない信念から生じるものです。INFPもまた、自分の理想と現実とのギャップに苦しむことがあり、これがADHDの特徴と重なることがあります。

INFPは内向的感情(Fi)を優勢機能として持ち、自分の価値観や感情に基づいて物事を判断するため、完璧を求める傾向が強くなります。しかし、これが現実の日常的なタスクの遂行において、ADHDの人々が示す注意欠如や多動・衝動と類似した行動を引き起こす可能性があります。

完璧主義は、INFPが自分の能力を最大限に発揮するための動機付けとなることがありますが、同時に過度なストレスや不安を引き起こす原因ともなります。そのため、INFPがADHDのように見られる理由の一つとして、完璧主義の傾向が挙げられるのです。

INFPがADHDっぽいに関する実体験エピソード

学校では、私はしばしば授業に集中するのが難しいと感じていました。

例えば、数学の授業中に先生が方程式の解き方を説明しているとき、私の頭の中では創造的なアイデアや物語が浮かんでいました。

y = mx + b

の式よりも、私の想像した物語の登場人物がどのような冒険をするかの方がずっと興味深かったのです。

また、グループプロジェクトでは、私は細部にこだわり、完璧な結果を出そうとするあまり、他のメンバーが決めた締め切りを守るのが苦労しました。私の注意が散漫になりがちで、時には重要な情報を見落とすこともありました。しかし、私の創造性と独自の視点は、プロジェクトに新しいアイデアをもたらし、結果的にはグループの成功に貢献しました。

このような経験は、INFPの特徴である創造性と内省的な性質が、ADHDの症状と重なることがあることを示しています。私たちは、独自の方法で情報を処理し、時には周囲の環境に対する反応が異なることがあります。それでも、私たちのユニークな視点は、学校や職場、日常生活において、価値ある貢献をすることができるのです。

INFPがADHDっぽいと思われる理由10選!仲介者タイプについて徹底解説!!まとめ

以上、INFPがADHDっぽいと思われる理由を10点挙げてみました。

これらの特徴は、表面的にはADHDの症状と似ているかもしれませんが、INFPの場合はその性格や価値観から来るものです。

INFPの方々がこれらの特徴を理解し、自分らしく生きるためのヒントとなれば幸いです。

また、周囲の人々もINFPの特性を理解することで、より良い関係を築くことができるでしょう。

INFPの深い内面を知ることは、彼らの真の魅力を発見することにもつながります。

INFPの方々の豊かな内面と、それがもたらす独特の行動パターンを、これからも温かく見守っていきたいものです。

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MBTIラボ編集長
2015年から心理学を学習。心理カウンセラー資格取得。 現在は16type診断やMBTIについて専門とする「MBTIラボ」を運営中。 自身のMBTIの診断結果はINFJ(提唱者)
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